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長かったです。

”幻想魔伝最遊記”の映画を見た後、三蔵に恋いこがれ過ぎた道雁の気持ちが何かよくわかって、でも悟浄や八戒の真似して、その存在を三蔵に認めてもらおうとしたことに納得する反面、私だったらどうだろう、から始まりました。

きっと、いつも側にいて、三蔵の気持ちを独り占めしてる悟空に対して凄まじい嫉妬を感じるんじゃないかと。
だって、悟空が三蔵に拾われて来るまでは側ご用の人間が三蔵を独り占めしてたんですよ。
悟空にその気がなくても、三蔵を取られたって思っちゃうでしょ?
で、こんなお話になりました。

書きながら自分の語彙の貧しさに涙し、表現の未熟さに泣きました。
もっと精進しないといけません。
実感いたしました。

さて、お話の中で三蔵が寺院の幹部達にした話の内容は読んだ方々のご想像にお任せいたしますので、色々想像して下さい。
ただ、悟空を寺院に置くために三蔵にとってはものすごく譲歩した内容で、この先西へ旅立つまでの三蔵の生活の中でうざったい事が、かなりの量増えたことは事実です。
だから私の書く三蔵は、かなり堪忍袋と、忍耐の袋が大きいようです。

ここまで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
感想を頂けると嬉しいです。

by michiko

PS:タイトルの「Envy」は、”羨望”という意味です。

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