CIGARETTE
「ねえ?それって美味しいの?」
西へと向かう旅の途中。今日もお約束とばかりに行く手を阻もうとする妖怪様ご一行を倒した後で、ぷは-!!うめぇ!とばかりにタバコを堪能する悟浄を見上げる子供が聞いた。 「あったりまえだろ?特に一仕事した後の一服なんざ、天にも上る格別の味だぜ?」 深く肺の奥まで吸い込んだ煙をゆっくりと吐き出す様子を、まじまじと興味深そうに見つめる悟空に向かって意地の悪そうな笑みを浮かべる悟浄。 「なに?小猿ちゃんも吸ってみたいの?」 図星を指されたお子様が、感ずかれてしまったことを恥じるように顔を紅く染めて俯いた。 ”お-お-。可愛い事。” 18と言っても信じられぬほどあどけない仕草を見せられる度についついからかってしまう悟浄だが、決して本気で手を出したりはしない。 し留める術も覚えてしまった。 俺もこんなふうに背伸びしたかった頃もあったよなあ・・・。” だが、しかし。 きょろきょろとあたりを見回す悟浄の視界に、その恐るべき姿をした男2人は映らない。 「・・・吸ってみる?」 からかう様な言葉ととも目の前に差し出された手に、びっくりしたように悟空が目を見張った。 「でも、そんなことしたら三・・・・」 悟空の心配そうな声を遮るように悟浄が悪戯な笑みを浮かべた。 最強の男三蔵と、屈強の男八戒。 「・・・内緒にしてくれるんだろ?」 三蔵が怖い悟空とて、目の前の誘惑には適わないらしい。 「ったりまえじゃん。俺が薦めたとわかったら、殺されんのは俺ちゃんよ?」 黙っといてやるよ、とほのめかされた悟空の顔がぱあと好奇心いっぱいの子供のそれに取って代わった。 「ゆっくり吸うんだぞ?」 悟浄が言うのとほぼ同時に悟空がゆっくりとタバコを咥えて息を吸い込んだ。 「!!げほっ・・・!!」 吸うが早いか、途端にむせ返る悟空を前に悟浄の堪えていた笑いが爆発する。 「ぎゃははは!!ぶぅわ-かめ-!お子様が煙草を吸うなんて、一万年早ぇえんだよ!!」 腹を抱えて笑い転げる悟浄。それを見て今更ながらに嵌められたのだと解っても、満足に息さえ継げずに苦しむ悟空にはどうする事も出来ない。
がう・・・ん!!
と、その悟浄の頬すれすれに笑い声さえ二分するような響きを伴った衝撃が走った。 「?!」 悟浄の笑いが瞬時に凍りつく。そろりと視線を上げて見上げるむせ返る悟空の向こうに見えるのは、紛れも無く金色の輝き。その艶やかさとは裏腹な、きつい眼差し。
その声にぎくりと身体を竦ませた悟浄の視界に、苦しそうな息を繰り返している悟空の背を優しく摩る八戒の姿が映った。 そろり、そろり・・・。 「この馬鹿猿。未成年が煙草なんてやっていいと思ってんのか?」 自分を差し置いて悟空の背を摩る八戒に心中穏やかでない三蔵は、目の前の哀れな男にその分の八つ当たりも含ませようと決めたらしい。 が、どん!と背中当たった木に、ついにその行く手を阻まれてしまった。 「そうですよ?煙草なんて吸ったら、あ・ん・な・人とおんなじレベルになっちゃうんですよ?」 優しい言葉で背中を摩ってやる八戒が、言葉とは裏腹にあんな人と言いながらちらりと流す視線に正気さえ失うほどの恐怖が悟浄を襲う。 「・・・それは困るな。あ・ん・な・ふうになる前にいっそ殺しておいたほうが懸命かも知れんな?」 八戒と同じく、あ・ん・な・という部分をやけに強調させて、幾らか呼吸の落ち着き始めた悟空の傍に立った三蔵が、再び引き金にかけている指に力を入れた。
がうん!がうん!!
「〜〜〜って?!マジで当たったらどうするんだよ!???」 八つ当たりを含ませた続けざまの二発を、僅かのところで攻撃をかわした悟浄がマジ顔で喚き散らした。 「いつも言ってると思うがマジで当てようと思ってんだよ、こっちは。」 「・・・・まて。話せば解る。落ちつけって、な?」 何とかこの場を収めようとする悟浄の声は裏返ってさえいる。 「吸ってみたいって言ったのは悟空だぞ?此処でとめたら影でこそこそ吸ったりするかもしれないだろうが?子供なんて一度痛い目みなきゃわからねえんだから、早く目を覚ましてやったほうが身のためってモンだろう?」 な?と話のわかるお兄さんよろしく、愛想笑いを浮かべた悟浄の顔は引きつっていた。 「まったく、相変わらずのご都合主義ですね?」 優しく背中を摩っていた悟空の息が落ち着いたのを見計らったように、それまで二人の会話を黙って聞いていた、実はこの世で一番恐ろしいのはこの男ではないのかと最近やっと解りかけてきたその人がゆらりと立ち上がった。 三蔵の銃を向けられた時よりもさらに上回る恐怖。 「・・まて!八戒。平和的にいこう!!」 伏せたままの八戒の顔は影になって、その表情を見る事は適わない。 反射的に身を捩るように背を向けて逃げ出そうとした悟浄の背中に、八戒の怒りのオ−ラが炸裂した。
ぎゃ-----!!
ど----ん!!!!!
静かな森にけたたましい声と、耳を劈くような音がほぼ同時に木霊した。
「〜〜〜?!」 目から星が飛び出そうなほどの痛さに、言葉を失った悟空がなみだ目で訴えた。 「このくらいですんでありがたく思えよ?猿。」
しかしその訴えも、保護者のドスの聞いたひとことの前に無残に散ってしまうのだった。 「あんなもんのどこがいいんだか・・・・。」 荒野を走るジ−プの上。 「なんか言ったか?猿?!」 機嫌の悪そうな声で悟浄が目の前に座る悟空をじろりと睨みつけた。
「そうですねえ・・・。あと2時間もすれば見えてくると思いますよ?」 それきりまた重苦しい雰囲気の中を、ひたすら西に向かってジ−プは走る。
だが、ジ-プの助手席に陣取る一行の主導者的存在である最高僧玄奘三蔵と、その斜め後ろに陣取る赤い髪をした男二人が、見るからに苛苛としているのにはまったく別の理由が存在した。 野宿を余儀なくされる事、早3日。 この男たちを苛苛とさせている原因。 なんとかこの重苦しい空気を取り除こうと、悟空が腹減っただの熱いだのと騒ぎ立ててみても、一言も口を開こうとはせずに黙ったまま。 そんな二人を見て、いやそんな三蔵を見て。だから悟空はあることを硬く決意していたのだった。
それからきっかり2時間。 取り敢えず町に着いたら宿を探す。 と言っても、小さな町。 先に荷物を運び入れた八戒と三蔵の後から、残りの荷物を悟空と運ぶべくジ-プの傍で待つ悟浄の脇を飛ぶように走り抜ける背中にその名を呼ぶ。 「悟空っ?!」 言うが早いか、待っててね!と言い残して。 「・・あんのやろう。逃げやがったな。」 自分だって何をさておいても、いの一番に買出しに行きたかったのに。 宿の主と交渉する八戒の傍らで、何やらしきりと聞き出そうとしている悟空が気にはなっていたのだが。 失念した。 「アイツ俺の煙草も買ってきてくれんのかね?」 まあ、それはないだろうなと苦笑する悟浄は、さっさと荷物を片付けて悟空の後を追おうと仕方なく残った荷物を担ぎ上げた。
「え---?売り切れなの?」 三蔵の愛用する煙草はマルボロ、赤のソフトと決まっている。 宿の主から煙草を扱っているこの町で唯一の店の場所を聞き出していた悟空が、駆け込むなり口にした品物の名前に見せの主が渋い顔を作っていった言葉。 「悪いねえ・・・。ちょうどそれだけ切らしてしまったんだよ。明日になれば隣町から他の荷物と一書に届く筈だから、あと一日まってくれないかい?」 申し訳なさそうにあやまる店の主人に対して、怒ってみても仕方の無い事。 目の前でおいしそうに煙草をふかす悟浄に、三蔵が切れないはずは無い。 「その隣町って遠いの?」 だったら自分に出来る最大限の努力は惜しまない。 「いや、そんなに遠くも無いかな。歩いて2.3時間いけばつくはずだよ?」 そこに行けば欲しいものは簡単に手に入るのだ。 「もしかして、今から行くつもりかい?駄目!駄目!!町に行くには深い森を通らなくちゃならないんだよ?今から言ったとしても、帰るころには日が暮れてしまうじゃないか?!」 危ないだろうと、険しい主の顔にはこんな子供が・・!という言葉がはっきりと浮かんでいた。 それも仕方ない事だろう。 多分、両親に頼まれた御遣い物。 「へ-き、へ-き!!俺なら1時間で着いて見せるぜ?!」 言うが早いか、脱兎のごとく店を飛び出してゆこうとした悟空の足が止まってしまった。 「・・・で?隣町ってどういくの?」 惚けた質問に主人の肩ががくりと落ちた。
「あ。悟浄、どうでした?」
その頃。 どうせ悟空の事だから、おいしそうな食べ物の匂いに釣られてふらふらと道草を食っているのだろうと言うのんきな考えを破ったのは、迎えに出たはずの悟浄の姿。 「最悪。三蔵の煙草が切れてるらしくて、子猿ちゃんてば隣町まで遠征しちゃったらしいぜ?」 そう言いつつ、ちらりと視線を促した三蔵はテ−ブルに座って新聞を広げたまま微動だにしない。 「まあ、そう遠くないみたいだからもうそろそろ帰ってくるんじゃないかって店の主人も言ってた事だし。」 だから待とうぜ?立ち上がりかけた八戒を、悟浄の視線が制する。 「・・・でも、そろそろ日も暮れますし・・・」 「ガキじゃあるまいし。心配する事もねえだろうよ?」 八戒の言葉を途中で遮ぎるように呟いた悟浄が空いているイスへと腰掛けた。 そこまで言われてそれでも何時もの八戒なら迎えに言ってくるといいそうなものだ。 悟空はただ三蔵に喜んで欲しいのだ。
がたん・・・!
「三蔵・・・?!悟空がどうかしたんですね?」 八戒の言葉を最後まで聞き入れずに、徐に三蔵が外へと通じる扉に向かって歩き出した。 「三蔵?!」 振り向きもせずに言うだけ言うと、三蔵はひとりで言ってしまった。 「・・・っ?!離してください悟浄!!」 悟空が。 「・・・そうですね。」 三蔵が出て行った扉を見つめて八戒が呟いた。
なかば脅すように聞き出した隣町までの道は意外と簡単なもので、これなら方向音痴の自分にも行かれそうだと思ったのに。 黙ってきてしまったけど、きっと後から自分の煙草を買いに来たであろう悟浄あたりが自分の行く先を聞き出しているに違いない。 「早く帰らなくちゃ・・・。」 胸に抱えた包みを大事そうに抱えなおして、悟空が帰るその足を速めた。
「・・・へへへ・・。こんなところを一人で歩いてるなんて、馬鹿なガキだぜ。」
唐突に目の前に現れた人物に、悟空の歩みが止まる。 「そんなに急いでどこに行くのかなあ?」 くすくすと下卑た笑いが沸きあがる。 「・・・お前たちには関係ないだろう。急いでるんだから邪魔するなよ・・・!」 きつく相手を睨んでも、ただの子供だと思う彼らには怯える気配すらない。 ”2....30人てとこか・・・” ぐるりと自分の周りを見渡した悟空は、仕方ないと言ったように腹を括った。 今にも飛び掛ろうとする妖怪たちに身構えた悟空は、如意棒を召還しようとして腕に抱えた包みに気付く。
「・・っ・・・!あと・・・3人・・・!!」 そこかしこに浅いとはいえ傷を負った身体をなんとか踏ん張って、手にした如意棒を握りなおす。 「て・・めぇ・・・!!ガキだと思って下でにでてりゃあ好き勝手やりやがって!」 ぜえぜえと荒い息をついている悟空とは対照的に、息も乱していない残りの妖怪たちが怒りをあらわに手にした刀を振りかざす。 「うおおおおお!!!」 甲高い叫び声とともに切りかかってきた妖怪のひとりの胸に、情け容赦の無い一突きが繰り出され、その身体を塵となす。 「・・・くぅ・・・!」 手に伝わる衝撃が殺した妖怪の身体の消滅とともに軽くなる。 「・・・?!」 から・・・ん・・・ 乾いた音を立てて悟空の手から、血に濡れた如意棒が落ちた。 落ちた如意棒を掴もうと力を入れようとしても。 残った片方の手を伸ばせばその目的は達する事が可能なのに。 悟空は未だ大事そうに抱えた腕の中のものを離そうとはしなかった。 「これで終わりだ・・・!!」 すでに打つべき手立ては残されてはいない。 次にわが身に降りかかるであろう衝撃から、腕の中に抱えているものを守ろうと懐深く抱き込んでゆく。 ふわり・・・。その身体はまるで重さを失ったかのように力強い腕の中に抱えられていたのだ。 「・・・ん・・ぞ・・・」 全ての意識を手放してしまった悟空の身体を、大事そうに抱えなおした男が俯いて見えなかった顔を上げた。 「人の獲物を横取りしようなんてするから、天罰があたったのさ。」 静かに呟いた男が、再び腕の中の身体に視線を落とす。 月明かりに照らし出された男の姿を目にするものはすでに誰一人いない。 悟空の力の無い身体を抱えていた男が、ふと気付いたように己の手を持ち上げる。 「・・・あまい。」 呟く男の瞳が怪しげに揺れている。 「なるほど。怪我の原因はそれか。」 子供には不釣合いなその包みに、自分の知る限りではこんな雑魚どもに負けるはずの無いだろう理由を悟った男が笑う。 「愛されてるねぇ・・・。」 妬けちゃうなあ・・と意識のない悟空の耳元でそっと囁く。
隣町へと続いている森に伸びている道を歩く三蔵は、暫く歩いてゆくうちに鼻を突く異様な臭いに顔を歪めた。この臭いは紛れも無く血の臭い。 「ちっ・・・!」 悟空の声は宿で一度だけ聞こえた。 三蔵は頭に浮かぶ不吉な考えを振り払うように、森の置く深くへと足を速める。
誰がやったのかは想像がつくつくが、ここまで手当たり次第に敵を倒すなんて事は無かったはず。 そんな事を考えながら死体の山を慎重に通り抜け、
その中に目当ての者がいないことにほっとした三蔵がはっと顔を上げた。 がさり・・・と掻き分けたその先にも転がる死体。
「・・・壊ぃ・・・・きさま・・・?!」
捜し求めていた大切なものを大事そうに抱えて座っているのは、この世でもっとも嫌いな男の姿。
「やあ。遅いじゃない?三蔵。」
まるで見せ付けるように。
がう・・・んっ!!
先ほどから愛用の銃をその額に構えていた指に、知れず力がこもってしまった。 しまった!と思ったときには引き金を引いた後。
ぱん!
乾いた音を立てて弾丸が壊の目の前で消滅する。 この弾には目の前で憎らしいまでの笑みを湛える男、壊の気が込められている。
この男がどうしてこんなところにいるのかは愚問。
今更、この男の神出鬼没さに苛ついて見せたところで何の特にもなりはしない。 どういうわけだか悟空をえらく気に入っている男の事。
その視線を腕の中の悟空へと移した三蔵は息を呑む。
悟空を抱く壊の周りは血の海と化していた。 この男の事だ。
「さっさとそいつを渡しやがれ・・・!!」
ずかずかと近づいてくる三蔵に、やれやれと溜息をついた壊が悟空を抱き上げて立ち上がる。 「この子に怒っちゃ駄目、だぞ?」 なにをと言いかけた三蔵に、壊が意味ありげな視線で悟空の手元を指差した。
マルボロ・・・1カ−トン。
傷つきながらも最後まで放そうとしなかったそれを見て、三蔵が苦い笑いを口元に浮かべた。
ね?と壊が悟空の血に濡れた髪を撫でた。
それに怒りをぶつけたい衝動が突き上げるが、今は悟空の身体のほうが優先する。
これは本気で銃の弾を変える算段をしなければならんな・・・。 それを聞いていたのは、天井からやわらかい光を注いでいる月だけであった。
・・・・?
なんか・・・・懐かしい臭いがする・・・?
うっすらと、重い瞼を開けてみた。
「・・・っ?!」 なんで?と身体を抱きこむように蹲った悟空の背中に、大きくて暖かな手がそっと添えられた。 「無理するんじゃねえよ。八戒が傷を塞いでくれたが、けっこうな血が流れたんだ。もう少しおとなしくしてやがれ。」 添えられた手が促すままに寝台に身体を横たえる。 「だから無理するなって言ってんだ。」 優しく囁かれる声に突っ込む元気すらない。 それがとても嬉しかった。 おとなしく瞳を閉じてしょげる悟空に見えないように、ふと三蔵の口元を彩る笑み。 だが今は勝気なその金の瞳は、力なく閉じられたまま。 悟空がその手のあまりの優しさに瞳を開けたときには、すでに悟空から少し離れた場所で煙草に火をつける三蔵がいた。 「・・なんだ?」 その視線に気付いた三蔵が照れくさそうな顔で振り返る。 「・・・ん。おいしい?」 悟空の意図するところを解ってか、三蔵が瞳を伏せてああと呟いた。
よかった。 喜んでくれたんだ。
結局、その手を煩わせてしまった事を差し引いても。
あの時。
何故だか、何かが引っかかっているような胸の仕えが残るけど。 煙草をふかす三蔵の姿。それが悟空が見慣れた何時もの光景。 目の前の三蔵は、もう何時もの三蔵だから。
「そういえばお前、煙草を吸ってみたかったんだよな?」
「・・・もうそんな事思ってないもん!!」 誰が好き好んであんな不味いものを吸いたいと思うもんか!! 年に似合わず可愛さを残したままの顔を膨らませて悟空が抗議の声を上げた。
「そんなに吸いたきゃこれでも吸っとけ。」
え?と僅かに開かれた唇に重なる柔らかな感触。
「・・・やっぱ苦いじゃんか。」
悟空がぼそりと本音を漏らす。 その呟きを聞いた三蔵の肩が僅かに揺れて。
「たまには苦いキスもいいモンだろう?」
END
* * * おめでとうございます! 祝・100000HIT!! 沢山の人が来てくださるからでも、そうして沢山の人を集めるだけの魅力を持っているサイトだから出来る事。 |
<高草木にあ 様 作>
サイトの10万Hitのお祝いに、にあ様から頂きました。
煙草に興味を持って、悟浄にそそのかされる悟空が可愛いと思いきや、一途に三蔵のために煙草を買いに走る悟空。
危機一髪を助けてくれた壊は、屈折してるくせに悟空がお気に入りで…血生臭いとにあ様は仰っていますが、
もうそんなの何処吹く風のように甘さ満載の三蔵と悟空でした。
そして、背景に三蔵のイラストを一緒に頂いたのですが、もったいないので別に飾らせて頂きました。
ぜひ、こちらから飛んでいって、ご覧になって下さいませ。
素敵な三蔵と逢えること必死です。
にあ様、素敵なお祝いををありがとうございました。
私は世界一の幸せ者です。